ミモザ
若かりし頃、南仏のレストランで働いていました。
寒く、暗いパリと違って、冬でも太陽がいっぱい。街もハイシーズンとは違った落ち着きがあり、お休みの日に出かけるカンヌやニースの街・・が楽しかったのを覚えています。
レストランのお客様も観光客ではなく、地元の方々が多く来られ、夏とはまた違った緊張感が・・ちょっと昔話です・・。
そんな南仏、ミストラルが吹く冬が過ぎ、日差しが少し春っぽくなっていくと・・あちこちで本当にたくさんのミモザに黄色い花が咲き始めます。大きな木を庭先に植えているお宅も多く、遠くから見てもふわっと黄色く何とも幸せな色合い。小さくまん丸な花を一杯つけた小枝をよくお店のマダムにいただき、部屋に飾っていたのを思い出します。
そんなミモザ、嬉しいことに日本でも最近よく見かけるようになりました。日差しが柔らかくなるこの季節、花屋の店先で出会ってしまうと、ついつい買ってしまいます。でも、
見るからに、春が来るよ! と言った姿のこの花・・やっぱりかわいい! たぶん、これからも春になる度に、我が家の窓辺に飾られることでしょう。
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